学生生活@ロンドン 医療/健康編
こんにちは！
リーディングウィークも終わりに近づぎ、2学期も後半に突入です。光陰矢の如しとはこのことでしょうか。
さて、今週から数回に渡ってロンドンでの学生生活の様子を紹介していきたいと思います。今回は医療と健康について日本と違うところを中心に書いていきたいと思います。
医療について
NHS (National Health Services)
イギリスは医療費が一切かからないNHS制度を運用しています。そのため、歯医者以外は予防接種から診察まで全て無料です！1学期に履修したBritish Politicsの教授が「NHSはイギリスのNational Religionだ」なんていうくらいには、イギリスで大切にされている制度です。
※実際には、自分のようにVisaで入国している場合にはVisaの取得時にのNHS feeを負担しています。詳しくは↓↓↓
ucl1920.hatenablog.com
GPの登録
NHSを利用するためにはまずGPを登録してNHS numberを取得する必要があります。GPとはGeneral Practitionerの略でいわゆるかかりつけ医のことです。日本では、紹介が必要な大病院でない限りどこの病院に行こうが患者の自由ですが、イギリスではかかりつけ医が指定されます。ロンドンにに着いて最初の週に「GPの登録した？」と言われた時はなんのことか分からずに焦ったのを覚えています。大学生の場合は大学と提携している病院があるので、そこに行って登録できます。もちろん、提携している病院でなくとも全く問題はありません。寮が大学から遠いといった場合はむしろ寮に近い病院でGPの登録をした方がいいと思います。寮に聞けば紹介してくれるはずです。
GPの登録をする際に、必要な予防接種と検査を行います。追加で必要な予防接種はないだろうとたかをくくっていたら、Menigitis (髄膜炎菌)の予防接種が必要でした！日本では2015年から定期接種が始まったらしいですが、多くの大学生は未接種だと思います。感染すると重篤化する可能性もあるみたいです。NHSのおかげで無料なのでちゃんと予防接種をしましょう！ちなみに登録の問に、性病を調べる尿検査も任意でできます。
いざ風邪を引いて病院を利用する際、日本との違いがあるのか…？残念ながらロンドンに来てから一度も体調を崩していないのでわかりません。病院を利用する機会に恵まれたら追記しようと思います。
健康について
大気汚染
一回も体調を崩していないと言いましたが、実はロンドンに来てから慢性的に鼻が詰まっています。その理由はなんと大気汚染です。鼻を噛むと黒っぽい鼻水が出てくるので間違いないでしょう笑。実はロンドンは世界でも有数の空気が汚い都市と言われています。最近は少しずつマシになってきているようですが、一時期北京を上回るほど大気汚染が深刻だったようです。
www.telegraph.co.uk
しかも、ロンドンの地下鉄はもっと深刻で地上の15倍のPM2.5があるようです。ただ地下鉄内のPM2.5は線路などが削られた鉄粉などが主で健康被害はまだわからない部分もあるそうです。
www.independent.co.uk
個人的にはロンドンのチューブは暗くて狭く、乗り心地が良くないので徒歩かバスで出来る限り移動しています。(もちろん安いという理由もあります笑) 
一般の健康管理
私は日本でも1人暮らしをしたことがありませんでした。1人暮らしは本当に自由な分、どこまでも怠惰な暮らしを送るリスクと隣合わせです。毎日にメリハリをつけるためにほとんど毎日ジムに通っています。(平均週6日くらい) 運動すると睡眠も深くなるし、抵抗力が上がる気がします。
そして1人暮らしで気をつける必要があるのが食事です！(日本での一人暮らしをしている方はわかると思います。) 料理するのが面倒くさくなるとすぐに一食抜いたりしてしまいます。ロンドンについて1カ月間、健康管理とか何も気にせずに生活していたら体重が3kgも減っていて驚きました。そこからは運動と食事を意識しているので体重もしっかりもとに戻りました。あの時ジムで体重を計らずに減量していることに気がついていなかったらと思うと怖いです。ぜひ、意識的に健康管理することをおすすめします。
以上、ロンドンでの学生生活、医療/健康編でした。次回は健康管理を支える食事編を書きたいと思います。それでは！
